医学生が教える!偏差値70に最速で到達する勉強法
まず前提として、自分の英語に関する学力を伝えていくと、河合の全統模試で常に偏差
値70越え、大学入学前に英検準1級に合格した過去がある。この程度だとたくさんい
るように思われるかもしれないが、特筆したいのはその勉強時間の少なさ、費やした労
力、つまりコスパの良さである。家に帰ってから英語の勉強をしたことはないし、テス
ト前にもほとんど英語の勉強には時間を当てなかった。理系の大学受験において大きな
ウエイトを占める数学や理科などに多くの時間を費やしていた。
以下に、最短で英語の偏差値を70以上にする方法をまとめたいと思う。
1そもそもの勉強に対する取り組み方
2英語の勉強法
1について、まずあなたが通っている高校が、偏差値65以上のいわゆる進学校か否か
を考えてみてほしい。
偏差値65以上の進学校ではない場合、授業を真面目に聞きながら、授業を中心に勉強
を進める、というやり方は正直おすすめすることはできない。なぜなら、偏差値50程
度の学校は、偏差値50程度の大学を目標点にして授業プログラムを作っているからで
ある。あなたがもし医学部や難関大学を目指していたり、偏差値70を目指しているの
であれば、それに合わせていたら3年間では間に合わないのである。結論から言うと、
思い切って自学自習で勉強を進めていくことが最も効率が良いと言える。先生は何かわ
からなくなって行き詰まった時の質問対応役と捉えるのが良い。これは、英語以外の全
ての科目にも言えることで、これからの人生で何かを新しく始めるときに、授業のよう
に人から教えてもらわないと学べない人間と、自ら様々なツールを使って学習できる人
間との間には雲泥の差があると言える。
2について、ここから具体的な英語の勉強法を述べようと思う。しかし注意してほしい
のが、この記事での勉強法は、あくまで受験を突破するための最速の勉強法だと言うこ
とだ。スピーキング等のスキルは今現在の受験においてはコスパが悪いと言える。
①分厚い文法書(ネクステ、Vintage等)を1冊、単語を2000個覚える
②より高度な文法書で構文を把握できるようになる
③長文読解の練習をする
(④)センター1ヶ月前から、センター特有の問題(発音、アクセント、リスニング)をやり始めて詰め込む。
シンプルに説明すると、この3段階だけでいい。すべて参考書でまかなえる。
文法を理解した上で単語を覚えれば、あとはその文法がどのように使われているかが判
断できるようになればいいだけだ。① 〜②を繰り返し繰り返しインプットし頭の中に定
着させれば、あとは③の長文で練習すればいい。
本当はこのようにシンプルな3段階でいいはずが、高校教師たちは学習のしにくい教科書をメインに授業を進め、一貫性のないプリントを大量に配り始める。全て参考書を使い自分で進めていけば早いのに。
使う参考書は、正直ここ最近に出たもの、最近もちゃんと改訂版が出されているものな
らなんでもいい。調べて評価の高いものを1冊ボロボロになるまでやりこみ、マスター
したら次の段階の参考書へ、という形で十分だ。
何も内職をしろと言っているわけではない。(私は100パーセント内職をしていたが)
周りの友達の目や、先生からの評価などがあって普通の高校生には難しいだろう。
だから、一工夫をしてほしいのである。授業中に先生の話全てに耳を傾けるのではな
く、横目に参考書や単語帳を開いておいて、隙があれば目を通す。というだけでもだい
ぶ変わってくる。とにかく、自分で学び、勉強を進めるという姿勢をとってほしい。
100の時間をつぎ込んで偏差値70に到達するのと、50の時間をつぎ込んで偏差値
70に到達するのとでは大きな違いがある。受験生には、本当にただ授業を受けるだけ
でいいのかよく考えてほしい。そして、最も効率の良い勉強を行ってもらいたい。
これからの記事で、さらに詳しい勉強法や、他の科目についても書いてみようと思う。